ご婚礼・慶事用お線香 | 日本香堂公式

慶事用お線香

これから家族、親族となる事をご先祖様にお線香を供えながらご挨拶をすることは、ご先祖様への感謝と敬意の気持ちを大切にする真心が感じられる日本の美しい習慣ではないでしょうか。

慶事用線香

香(幸)を贈る=幸せを届ける

香を贈ることは、香(幸)を贈る=幸せを届けるという意味につながり、古来よりお香を贈って焚くことはお祝い事では大切なこととされてきました。
互いのご先祖様に香を供え幸を届けることは、佳き日を迎えるお二人にとって欠かせない行事といえるのではないでしょうか。

ご先祖様へのご挨拶はお互いに

ご先祖様へのご挨拶は、嫁がれる新婦側からのみではありません。
男性からもお相手の方のご先祖様にお線香をお供えしてご挨拶をし、家族となることをご報告するようにしましょう。

お線香をお供えするのはいつ?

ご結婚前 相手方のご両親に改めてご挨拶に伺う際に

ご結婚される方の家にお仏壇がある場合・・・

大切な彼や彼女がこの世に生を受け、2人が出会うことが出来たのは、ご両親ひいてはご先祖様がいたからこそです。
ご両親を大切にすることはもちろんですが、そのご先祖様に感謝・尊敬の気持ちを表すためにも、必ずご先祖様の居られるお仏壇に手を合わせご挨拶をするようにしましょう。
相手方にご訪問された際は、ご両親へのご挨拶を済ませましたら早々にタイミングを見計らって『ご先祖様にもご挨拶をさせてください』、『お仏壇にお参りをさせてください』などとお声をかけてお仏壇に手を合わせましょう。
その際にお仏壇の前に持参したお線香をお供えします。
手を合わせる時に使用するお線香は、持参したお線香では無く普段そのご家庭でご使用になられているお線香を使います。お線香がない場合は、手を合わせるだけでも問題ありません。

ご結婚される方の家にお仏壇がない場合・・・

ご結婚される方の家にお仏壇がない場合・・・お線香を供えるお仏壇がないからといってご先祖様へのご挨拶が不要というわけではありません。
相手方にお仏壇が無い場合でも、ご先祖様は居られるでしょうし、ご先祖様のお墓はどこかにあるはずです。
ご先祖様のお墓参りをされて墓前に供えられてはいかがでしょうか。
またご実家などへご訪問の機会がある場合には、ご先祖様へのお土産としてお線香を持参されると良いでしょう。

ご結婚前 結納の際に

ご結婚前 結納の際にもお線香を結納までにご先祖様へのご挨拶が出来なかった場合は、お相手のご先祖様への感謝と尊敬、ご挨拶として結納の際にお線香を持参してお供えすると良いでしょう。
地域によっては、結納品の一部として必ず必要な場合もありますので相手様の家に確認する事が無難です。ホテルなどで結納式を行う場合は、ご自宅に伺う際に持参するようにしましょう。

ご結婚後 相手方の実家へ伺う際に

ご結婚後 相手方の実家へ伺う際にもお線香を入籍や結婚までにご先祖様へのご挨拶が出来なかった時は、結婚式の後や新婚旅行から帰ってきた時にお土産と一緒にご先祖様にもお線香を供えてご挨拶、ご報告をするようにしましょう。
入籍、結婚式が終われば正式に家族となります。
まずはお互いのご先祖様に正式に家族となったご報告をするようにしましょう。

表書きや供え方は?

水引、表書き

右上に「ご先祖様」、中央に「御土産」「寿」「御供」と書きます。右上に「ご先祖様」、中央に「御土産」「寿」「御供」と書きます。

慶事用に使用するお線香は、仏事用のお線香と違い「末永く」という意味合いで長寸のお線香が入っていましたが、昨今では長寸のお線香は実用性が少ないことから普通の長さのお線香が入っている商品も増えてきました。箱も黒塗もありますが、松や鶴などが描かれ、朱色で塗られた華やかな商品が好まれるようです。

  • ※水引は、金銀や紅白を使った結び切りを使用します。
  • ※表書きは、右上に「ご先祖様」と書き、中央に「御土産」「寿」「御供」と書くのが一般的です。

名前の入れ方「清香」と書く場合がありますが、これは寺院様に嫁ぐ場合や身分の高いご家庭に嫁ぐ場合など特殊な場合となります。

名前の入れ方。

名前は、女性側から男性側へ持参する場合は、名字は書かず名前のみを書きます。男性側から女性側に持参する場合は、男性側のご名字のみを書くのが一般的です。
ご養子の場合は、女性側はご名字のみを男性側は新郎様の名前のみもしくはご名字(旧姓)のみを書きます。

お線香の供え方

線香の供え方お線香は送らずに。

お線香はあくまでもお土産であって、ご自身がご先祖様にご挨拶することが本来の目的ですので持参するようにしましょう。
送ったり、人に託したりすることはあまり好ましい物ではありません。
そして、できれば風呂敷で包んでお持ちになると、これから家族になる方から見てもきちんとした印象を与えます。
お仏壇にお供えするときは、お仏壇から見てお名前が読める向きにお供えします。
結納の際は、お仏壇の前に置くか、結納飾りの横に並べて置きます。
その際はお仏壇に近い側に置くと良いでしょう。(毛氈を敷いてある場合は毛氈の上に置きます)この場合の置き方は、結納品と同じ向きにおきます。

お薦めのお線香は?

日本香堂では、朱色の塗り箱や鶴や松といったおめでたい図柄を入れた塗り箱など慶事にふさわしい雅やかなお線香をご用意しています。
もちろん、包装、表書き、名入れにもご対応致しております。

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