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お線香・ローソクの知識

お線香について

お線香の起源
その起源は古く、聖徳太子の時代、推古天皇3年(595年)に淡路島に香木「沈香」が漂着したのがはじまりとされています。以降、仏事や神事に使われるようになりましたが、現在のような棒状の線香の形になったのは江戸時代の初め頃からだといわれています。

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お線香の作り方
お線香は、主に近畿地方での堺・京都・大阪・淡路・播州や関東地方の日光などで作られています。
日光では杉を利用した杉線香が作られるなど、それぞれの産地独自の特色が生かされています。
お線香とお香の製造方法はほぼ同じです。
椨粉などの原料を粉砕し微細な粉末にして十分に撹拌します。
撹拌された原料は、銘柄ごとに調合された香料を加え、練玉と呼ばれる直径約30cm、長さ約40cmの円筒刑に仕上げます。
練り玉は押し出し機に入れられ、巣金と呼ばれるジョウロ状の穴からところてんのように押し出し、干し板と呼ばれる板に隙間なくきっちりと並べ製品の長さに切り揃えます。 お線香・お香は乾燥場に置かれ、1週間から10日間の日数をかけて乾燥させます。最近では乾燥室で温度/湿度を人工的に調整する場合もあります。

→お線香の作り方を見る

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お線香の種類
お線香は原料によって「匂い線香」と「杉線香」の2種類に区別されます。

匂い線香椨(たぶ)の木の皮を基材に、各種の香木や香料の調合によって作られたお線香で、現在広くご家庭で使用されているお線香の大部分を占めています。最近は、炭を原料にした煙の少ないものも人気です。

杉線香杉の葉の粉末を原料にして作られた、杉特有の香りのするお線香で、主にお墓参りなどに使われます。


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お線香とお香の違い
作り方など、基本的なことは全く同じです。どちらかといえば、お香は香を楽しむためのものであり、仏事などに用いられるお線香とは区別されます。ご自分の香りの好みでお線香をお香として、または逆にお香をお線香として使っていただいても結構です。

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お線香の選び方
香りで選ぶのが基本ですが、人それぞれの好みがありますので、自分に合ったものを選びましょう。機能的には煙の量の多少に分かれます。煙のあるお線香では「毎日香」や「青雲」、煙の少ないお線香の中では「青雲バイオレット」がおすすめです。また最近では、ラベンダーの香りの「かたりべ」や、白梅の香りの「花風」も人気です。

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お線香の原料
さまざまな原料の調合によって作られますが、主に天然原料で、その多くは漢方薬としても用いられています。代表的な原料としては、椨(たぶ)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)・桂皮(けいひ)・丁子(ちょうじ)・大茴香(だいういきょう)などがあります。

→その他お香の原料を見る

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お線香をあげる意味合い
お線香をお供えすることは、香煙を通じて仏様とお話しすることであると言われています。自分の身を清めたり、仏様の食事といった意味合いもあるようですが、なによりも、よい香りで心を落ち着けて仏様と向き合うことに大きな意味があるといえます。

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お線香の消し方
火を消すときは、手であおいで消すのが礼儀とされています。吹いて消すものではないと言われているのは、神聖であるべき仏壇の前で息を吹きかけることは不作法とされているからです。

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お線香をあげる本数
お線香をお供えすることは、香煙を通じて仏様とお話するなどといわれております。仏前での御焼香は仏・法・僧(仏…お釈迦さま、法…仏の教えを説いた教 典、僧…仏も教えを広めるお坊さん)への帰依を意味して3回行うといわれています。宗派によってちがいはありますが、お線香も仏・法・僧にならい3本立て るのが一般的だといえるでしょう。

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お墓参りのお線香
一般にお墓参りの際には、外で使用するために安い線香(墓線香と呼ばれる)を使うことが多いようです。しかし、年に数回のことなので、できれば香りの良い、ご家庭でもご使用できるお線香を使いたいものです。

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ローソクについて

ローソクの起源
その起源は古く、外国では紀元前から使われていたといわれていますが、日本には仏教伝来とともに伝えられました。その当時はかなりの貴重品で、宗教儀式の際に用いる以外は一部の階級にしか広まらなかったようです。
一般に普及しだしたのは大量生産が可能になった江戸時代になってからといわれています。

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ローソクの製造方法
中心に糸を通した型にロウを流し込み、水で冷却するという方法が一般的ですが、ロウのなかに糸を浸け出しして、だんだん太くしていく方法や、ロウの粒を圧縮して型どる方法などもあります。

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ローソクの燃焼について
ローソクに火を点けると、炎で溶けて液体になったロウが芯の毛細管現象によって上部に導かれます。やがて炎の中心に達すると、高熱のために気化してガスになり、そこで初めて燃焼します。固体→液体→気体の反応を連続的に起こしながら燃焼しているのです。

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ローソクの単位「号」について
ローソクは、昭和28年の計量法施行以前は「匁(もんめ)」という単位で呼ばれていました(1匁=約3.75g)。従って「3号」の場合は「3匁」と呼ばれ、1本の重量で呼び名がついていました。現在の号数表示はそのときの名残りともいえるでしょう。

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ローソクの選び方
ローソクの判断基準としては、見た目につやがあり、ひびや曲がりがなく、芯の長さが適当でロウが浸透していること。点火したときに油煙が出ず、ロウだれがないこと。炎の大きさが適当に安定して、明るく輝くことなどがあげられます。

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ローソクの火の消し方
火を消すときは、手であおいで消すのが礼儀とされています。吹いて消すものではないと言われているのは、神聖であるべき仏壇の前で息を吹きかけることは不作法とされているからです。

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