お線香・お香の出来るまで

お線香・お香の出来るまで

お線香・お香はどのようにして形づくられるのか、そのプロセスを紹介いたします。

  • 原料の粉砕とかくはん
    1.原料の粉砕とかくはん椨粉などの原料は先ず粉砕、微細な粉末にされ充分にかくはんされます。
  • 練り
    2.練りかくはんされた原料は、銘柄ごとに調合された香料を加え、練り玉と呼ばれる直径約30cm、長さ約40cmの円筒形に仕上げます。
  • 盆切り
    3.盆切り玉は押し出し機に入れられ、巣金と呼ばれるジョウロ状の穴から線状に押し出し、盆板といわれる板に受けます。
  • 並べ
    4.並べ盆板のお線香を竹ヘラを使い、干し板と呼ばれる板に移し替え、すき間なくきっちりと並べます。
  • 胴切り
    5.胴切り干し板に並べられた、お線香に製品寸法の定規板を乗せ、手押し回転カッターにて切り落とします。
  • 乾燥
    6.乾燥お線香・お香は乾燥場に置かれ、1週間から10日間の日数をかけて乾燥させます。
    また、温度・湿度を人工的に調節して行なう乾燥もあります。
  • 板上げ
    7.板上げ乾燥されたお線香・お香は、ここで充分にチェックされます。
  • 仕上げ
    8.仕上げお線香・お香は、厳重なる検査を受け、各々の商品の規定重量ならびに数量で箱詰をされて仕上がります。
  • 運搬
    9.運搬箱詰されたお線香・お香は、段ボールに詰められて、トラック等で皆様方のお近くのお店へと運ばれていきます。