5月14日は母の日、母の日参り

5月の第2日曜日は「母の日」。母親への日頃の感謝を表す日として親しまれていますが、
この記念日、実は20世紀初頭のアメリカで生まれたものだそうです。
きっかけは、当時フィラデルフィアに住む、母親想いの女性、アンナ・ジャービスでした。
彼女の母親は南北戦争中に傷ついた両軍の兵士たちを救援・看護し続けた献身の人であり、1905年5月に他界。アンナは敬愛してやまない亡き母を偲ぶ日々の中で、世の母親に感謝を表す記念日づくりを思いたちます。
彼女の構想に共鳴した周囲の助力もあり、1908年5月10日、アンナの母が長年教鞭をとっていたウェストバージニア州グラフトンの教会で「母の日」を祝う会が催され、アンナは母が好きだった白いカーネーションの花を祭壇に捧げました。この時が公的な最初の「母の日」といわれます。



亡き母を偲ぶ心から始まった「母の日」の輪は、やがて米国全土に広がり、ついには1914年、ウィルソン政権下の連邦議会で5月の第2日曜日を「母の日」と定める法律が可決され、翌1915年の施行によって初めて国家規模で認められた「母親のための記念日」誕生となりました。
「母の日」は亡き母を偲ぶ一人の女性の想いからはじまりました。

亡き母を偲ぶ想いから生まれた「母の日」…。

そんな記念日の由来に心を合わせるかのように、最近、ゴールデンウィークから母の日にかけての季節に、亡くなられたお母さんの墓前を訪ねる『母の日参り』の 習慣が広がりを見せています。

今年の「母の日」には、お母さんの好きだったお花・好物を持って、在りし日に想いを馳せながら、改めて感謝の気持ちを伝えに行きませんか。

母の日参りについて、詳しくはこちらから

https://www.nipponkodo.co.jp/inori/mother/