環境への取り組み

環境への取り組み

環境に対する考え方

私たちは、地球がもたらす自然の恩恵を古より受けながら香りを通じて「祈り」と「癒し」を提供してまいりました。
「祈り」は、過去から今へ、親から子へと想いをつなぎ「癒し」は、暮らしに潤いと充足を、いわば真の豊かさをもたらします。そんな地球の溢れる恵みを感じ、未来へつなげるために私たちは「Feel the Earth」をテーマとして掲げ、地球環境に対する企業活動の姿勢を宣言いたします。

日本香堂<Feel the Earth>宣言

  1. 1. 私たちは、原料・資材調達、生産、販売活動等の企業活動の過程で、地球環境に与える悪影響を最小限に抑え、次世代の人々が安心して暮らせるよう、知恵を絞り、持続可能な社会に貢献してまいります。
  2. 2. 地球の恵みを感じられる商品を開発・提供することにより、真に豊かなライフスタイルの創造に貢献してまいります。

環境方針

1. 環境目標の設定と実施
CO2の排出量の低減目標を自主的に設置し、実施します。
2. 原料資材の調達、生産活動における環境負荷の低減
原料資材の調達、生産活動(生産委託先)において環境負荷の低減を行います。
3. 環境配慮製品の開発
栽培品等の環境に配慮した原料、再生資材の使用、包装資材の少量化を行います。
4. 全従業員の日常義務
日常の業務活動において問題意識を持ち、環境に与える悪影響を最小限にするよう行動します。
5. 環境保全活動の推進
地球環境を保全するため、自主的に、植林を中心とした活動を実施します。
6. 情報の公開
環境に関わる活動を公開し、方針と実践が一致するよう全力を尽くします。

SDGs

Sustainable Development Goals株式会社日本香堂は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

日本香堂が考えるSDGs

私たちは、伝統、文化、そして地域コミュニティーを大切にしながら、先人からの英知を引継ぎ、それを後世に伝える精神を持っています。
「日本の香りと文化を広め、人々の心を安らぎで満たし、健やかでいきいきとした暮らしを提供する」それが私たちの価値創造と考えます。
多様な知の結合から生まれ、社会の変革を先取りした社員全員がソリューションを考える。
経済・環境・社会と関わり合い、そしてSDGs(持続可能な開発目標)を共に共有できるパートナーでありたいと思っています。

日本香堂CO2排出削減目標値 2030年度までに40%削減(2015年度比)

原料調達原料調達
  1. お線香原料のサステナビリティ天然原料をふんだんに使用しているお線香だからこそ、持続可能な原料調達をさらにすすめていきます。
  2. 原料の最大利用化地球の恵みを最大限活用するために研究から販売までチームを組んで商品化に取り組みます。
  3. 環境保全活動の推進国内外での植林活動を計画しています。
SDGsの目標7 SDGsの目標9 SDGsの目標11 SDGsの目標12 SDGsの目標13 SDGsの目標15 SDGsの目標17
製造管理製造管理
  1. 工場設備の見直し設備機械を見直し、環境負荷の少ない設備を検討します。
  2. 電気使用の最適化各工場の使用電力量を見える化し、CO2排出削減目標を達成するよう行動します。
  3. 環境ラベル等の認定制度取得環境に関する制度を取り入れ、環境負荷の少ない会社を目指します。
SDGsの目標7 SDGsの目標9 SDGsの目標11 SDGsの目標13
商品開発商品開発
  1. 環境に配慮した商品の見直しPEFC認証を受けた森林から調達された原料を積極的に使用しています。
  2. 環境に配慮したパッケージへの変更再生資材や森林認証を受けたパッケージへ、段階的に変更します。
  3. 商品資材の見直し品質を維持したまま包装資材の少量化を行い、環境負荷の低減を図ります。
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販売流通販売流通
  1. ガソリン使用量の削減オンライン商談の積極利用や、運転時のecoドライブによってガソリンによるCO2排出を削減します。
  2. 消耗品使用量の削減日常業務における社員のスキルアップによって、コピー用紙印刷枚数を中心に消耗品の使用量を削減します。
  3. 梱包資材の脱プラスティック商品出荷時に使用する緩衝材を紙製品に変更することで、プラスチックフィルムの使用量を削減します。
SDGsの目標4 SDGsの目標7 SDGsの目標11 SDGsの目標12 SDGsの目標13 SDGsの目標15

原料調達原料調達地球環境保全を念頭に置いた原料調達を行い、環境負荷の低減に貢献します。

  1. お線香原料のサステナビリティ
    • ●植林されている原料の優先使用
    • ●一年草原料の優先使用
    • ●CO2排出のより少ない方法で製造された原料への切り替え
    • ●フェアトレードなど、適正価格での原料調達
    • ●再生原料の利用開始
    • ●地産地消、国内原料の利用
  2. 原料の最大利用化
    • ●調達した原料を極限まで使用するために、開発・製造・販売の枠を超えてそれぞれの知見を出し合い、新しい商品につなげる
    • ●調達した原料を極限まで使用するために、より良い製造方法を取り入れる
    • ●世の中で使われずにいた原料を使用した新しい商品開発
    • ●既存原料を作る際の副産物を利用した商品開発
  3. 環境保全活動の推進
    • ●生産地での生産活動応援 –地域産業に直接赴き、活動を支援する

製造管理製造管理生産活動において、環境負荷の低減に貢献します。

  1. 工場設備の見直し
    • ●工場設備交換時期に伴い、仕様を見直すことでCO2削減を目指す
    • ●各工場ボイラ交換時に、エネルギー変換効率が良く、燃料使用量が少なくなる機器に変更
      【実施例】ローソク製造工場2016年LPGボイラーへの更新
  2. 電気使用の最適化
    • ●各工場の使用電力を見える化し、CO2排出削減目標値を達成するよう行動する
  3. 環境に関する認定制度の取得

商品開発商品開発環境負荷の少ない原料から造られた資材・再生資材などの使用、包装資材の少量化を行います。

  1. 環境に配慮した商品の開発
    • ●研究開発 -原料を無駄なく使い切るための研究開発
    • ●技術革新 -歩留まりの高い製造技術
    • ●環境配慮に特化した商品の開発
    • ●お客様のニーズに合わせた商品サイズの多様化
  2. 環境に配慮したパッケージへの変更
    • ●プラスチック -植物などの再生可能な有機資源を原料に作られたプラスチックへ段階的に変更
    • ●紙 -再生紙や森林認証を受けたパッケージへ段階的に変更
    • ●インク -印刷工程でのCO2排出量を削減したバイオマスインキや植物油インキへ段階的に変更
  3. 商品資材の見直し
    • ●過剰包装の廃止 -包装は必要最低限に
    • ●資材点数削減 -最終的にお客様の元でゴミとなってしまう部材の削減

販売流通販売流通全社員で問題意識を持ち、日常業務における環境に与える悪影響を最小限にするよう行動します。

  1. ガソリン使用量の削減
    • ●エコドライブの実施 -ecoモードで走行し、急発進・急ブレーキをなくす。アイドリングストップを心掛ける
    • ●渋滞状況の把握  -渋滞状況を回避し、運転時間そのものを短縮する
    • ●公共交通機関の積極利用 -バス・電車等、訪問先に合わせて移動手段をセレクト
    • ●移動そのものを減らす -リモート商談を積極利用する。また、リモート商談でも想いが伝わるプレゼンテーション能力を磨く
  2. 消耗品使用量の削減
    • ●「紙」の資料から「データ」の資料へ -会議資料・プレゼン資料はデータを活用
    • ●資料をなるべく少ない枚数にまとめる -A4用紙1枚分の資料構成を見直す。社員の資料作成能力の向上
    • ●商談・会議への参加人数を正確に把握 -本当に必要な枚数のみ印刷
    • ●リモート商談の積極利用 -商談資料もデータで表示・データで送信
  3. 梱包資材の脱プラスチック化
    • ●お得意先様へお送りする商品梱包内の緩衝材を「紙」製品に変更する