2026年2月25日(水)よりイセタンサローネにて開催される書家・加山幹子氏の個展「不立文字」に展示協力いたします。
本展において日本香堂は、加山氏が制作の根幹とする禅の精神性と共鳴する「香り」の演出を担当。
会場内では、加山氏が日々嗜む坐禅の記憶を呼び起こす「白檀」の香りが漂うなか、作品をご鑑賞いただけます。

■ 本展のテーマ「不立文字」
「不立文字」は、言葉や文字では表現しきれないものを指す禅語です。
言葉では追いつかない現実に直面し、説明を重ねるほどに本質から遠ざかっていく感覚を覚えた加山氏の体験が、
文字や言葉を信じながらも頼りきらない余白を表現する作品群へと結実しました。
作品は、和紙に貼った銀箔に腐食剤を施し、金属の化学反応によって文字を黒く浮かび上がらせる技法を用いています。
銀箔に刻まれるヒビやカケ、腐食の風合いは作者の意図を超え、時間が刻む偶然の表情となります。
また近年は、紙と墨という最もシンプルな素材への回帰も深めており、本展でもあわせて展示いたします。
■ 展示販売について
会場では、演出に使用されている白檀のお香をはじめとする日本香堂商品をあわせて展示販売いたします。
加山氏の作品とともに、日々の生活に静寂をもたらす香りの時間をご提案します。

■ 開催概要
名称:加山幹子 個展“不立文字” curated by moor gallery
会期:2026年2月25日(水)~3月24日(火)
営業時間:11:00~20:00(最終日は15:00まで)
場所:イセタンサローネ(六本木)1階
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン・ガレリア1階
展示協力:打田翠(陶芸)、YOKOYAMA TATAMI(畳)、日本香堂(香)
■ プロフィール
加山幹子|書家
1987年鹿児島県生まれ、千葉県育ち。昭和女子大学生活環境学科プロダクトデザインコース卒業。
建築金物メーカーにて3年、株式会社SIMPLICITY/HIGASHIYAにて7年勤務したのち、
2018年に京都へ移住。2019年より書家として活動を開始。
素材や余白との対話を通じて、文字の持つ造形性と精神性を探求している。