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現在もなお、年間23万箱以上も売れ続けている「香水香 花の花」。現代のフローラルなお香の基礎にもなったブランドが1000年にわたる日本の香文化や、400年の歴史をもつ薫香づくりの技術と西欧から伝わった香水文化が見事に結合し、「香水香」の代名詞として日本画の巨匠、伊東深水の名画にも描かれた名香「花の花」は明治44年(1911年)、かの「毎日香」を生み出した一代の天才薫香師、鬼頭勇治郎によって世に送り出されました。

香水香の歴史は、明治の文明開化の時代に遡ります。
長い鎖国の夜明けとともに押し寄せた、西欧文明の波に乗って到来した「香水」は、新しい明治の世を象徴する香りとして世間一般に広まりました。
そんな中、「毎日香」を生み出し、自分の仕事を確信していた鬼頭勇治郎は、日本の伝統のお香づくりの技術をもって、西欧伝来の香水のような華やかな香りイメージを持った、新しいお香をつくりたいとの思いを募らせ、挑戦に挑戦を重ねました。その結果、香水の香りを秘めた、花の中の花に例えられる「香水香 花の花」は誕生しました。
折しも世の中は、モボ・モガが横行する大正ロマンの時代。
人々が心豊かな暮らしを求めるなかで、「花の花」は実に多くの人々に愛され、広まっていったのです。
「毎日香」に「花の花」も加わり、信念と努力、感動とひらめきをエネルギーとして、さらに力強く前進し続ける勇治郎への評価は高く、「天薫堂」は発展を続けました。
そしてついには、大阪・堺で一番の老舗の大店の向かいに、「鬼頭天薫堂」「花之花商会」の2つの看板を掲げた大店舗と工場を建設するに至りました。
その後も、勇治郎の思いが通じたのか、「花の花」は多くの人々に愛され続け、明治・大正から昭和・平成へと続くロングセラー商品となりました。
また400年もの間、脈々と受け継がれてきた薫香づくりの技術を新しい形に結晶させた「香水香」は、現代の新しいお香の基礎として、今もなお薫香業界に多大な影響を与え続けているのです。
日本と西欧の香文化が生み出した奇跡の名香「香水香 花の花」…。

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