母の日参り 俳壇|お母さんとの心の絆を詠んだ句”入選発表

たくさんのお心のこもったご投句、誠にありがとうございました。
いよいよ全ての入選作品の発表です!

2022年の春から始まりましたTBSラジオ朝のワイド番組『パンサー向井の#ふらっと』(月~木 8:30~11:00)にて放送中の朝一番おたよりコーナー、日本香堂プレゼンツ『ふらっとポスト』(8:41頃)――。

近石真介さん、大沢悠里さん、伊集院光さん…歴代の名パーソナリティが築かれた名物おたよりコーナー50年の伝統に、新たな息吹を注がれているMC 向井慧さんのご就任1年を記念して開催いたしました俳句の公募企画、『母の日参り 俳壇』に対しまして短期間の募集にもかかわらず、357句ものお心のこもった作品をお寄せいただき、誠にありがとうございました。

厳正なる選考の結果、決定いたしました入選4作品、および、母の日参りパートナーシップ賞5作品の発表です。

お題

母の日、母の日参り
「お母さんとの心の絆」を詠まれた俳句を募集します

*母の日参りとは*

5月の第2日曜日、「母の日」は20世紀初頭のアメリカで亡き母を偲ぶ一人の女性の呼びかけから生まれたといわれます。そんな記念日の由来に心を合わせるかのように近年、我が国ではG.W.から母の日にかけての好季節に、亡くなられたお母さんの墓参を訪ねる「母の日参り」の習慣が広がりつつあります。

母の日参り 俳壇

令和5年 入選作品

賞品
香りのギフトセット(日本香堂のお香・お線香、エステバンのルームフレグランス製品等の詰合せ)2万円相当を進呈。
ははからの おくそこに 新生姜しんしょうが
大阪府 ひやしそば 様(男性)
作者より
大学時代、母からの仕送りにはいつも新生姜が入っていた。夏と油断して風邪を引かないように気を遣ってくれていたのだと、大人になった今ようやくわかりました。
母からの 仕送り底に 新生姜
ははに 花瓶かびんえらぶ 面映おもはゆ
東京都 あばたもえくぼ 様(女性)
作者より
母の日にカーネーションをどの花瓶に生けようか、照れくささを持ちつつ、悩みながら花瓶を選ぶ母の姿を詠みました。
母の日に 花瓶を選ぶ 面映さ
まごへ 日傘ひがさす はは日傘ひがさ
静岡県 鈴木すずき 浮浮うきうき 様(女性)
作者より
お墓参りの思い出のワンシーンです。
日傘がリレーのようになったおかしさと、母のさりげない愛情だったり、自分もまた、日傘を差す側の大人になったんだなという、感慨深さや自戒を込めて、詠みました。
孫の背へ 日傘差し出す 母へ日傘
ははからも がれるようになり 麦酒びーる
埼玉県 めっち 様(女性)
作者より
子どもの頃は母とお酒を飲むことはできませんでしたが、成人した今では母と一緒にビールなどのお酒を飲むことができ、嬉しいという思いを詠みました。
母からも 注がれるようになり 麦酒

『ココ・カラ。和歌山』賞by JAグループ和歌山

賞品
和歌山県産スターチスを使用したアレンジメント
豆飯まめめしの ひとつひとつが ははあじ
鹿児島県 猫五郎ねこごろう 様(男性)
作者より
昆布を入れ、塩をきかせて炊き上げた豆ご飯を食べるたびに、母の味付けが自分の身になっていることを感じます。
豆飯の ひとつひとつが 母の味

花の国日本協議会理事長賞by 一般社団法人 花の国日本協議会

賞品
花束
幼子おさなごに かえりし母笑ははえむ カーネーション
大阪府 縮砂しゅくしゃ 様(女性)
作者より
認知症を患い、小さい子の様に感情の起伏が激しくなった母ですが、母の日に「ありがとうね」とカーネーションを一輪手渡すと満面の笑顔で応えてくれた日の事を詠みました。
幼子に 返りし母笑む カーネーション

ムーンダスト賞by サントリーフラワーズ株式会社

賞品
ムーンダストを使用したアレンジメント
ははに ツバメの子育こそだて かさねつつ
岡山県 まゆん 様(女性)
作者より
毎年ツバメが軒下に飛来して子育てをしています。
私も二人の息子の子育てを日夜頑張ってますが、ツバメが飛来して来るたびに母も同じように頑張ってたんだなと。いずれ巣立つ日が来るのが寂しいような嬉しいような母の日の風景です。
母の背に ツバメの子育て 重ねつつ

日本石材産業協会賞by 一般社団法人 日本石材産業協会

賞品
商品券3,000円分および冊子「お墓物語Ⅲ」
ははの おかえりうれし ははこえ
広島県 ペンギンのいえ 様(女性)
作者より
母の日を理由にして、実家に顔を見に行くと、いつも「おかえり」と迎えてくれる母。その母の声が、私には本当に嬉しいです。いつまでも「おかえり」と母に迎えてもらいたいなという、想いを込めました。
母の日の おかえり嬉し 母の声

PRAY for (ONE)賞by 一般社団法人 PRAY for (ONE)

賞品
カーネーションの蒔絵入り小箱(黒檀)
ははと らう墓前ぼぜんの くさだんご
千葉県 萌水ほうすい 様(男性)
作者より
春先になると亡き母は、堤で摘んできたヨモギを使って草だんごを作って食べさせてくれました。
それをマネして作ってみて感想を聞くべく母の日参りに持参し墓前で亡き母と一緒に食べた一句を詠んでみました。
亡き母と 喰らう墓前の 草だんご

ご入選された皆様、
おめでとうございました